明治以前から続く木槽絞りの酒造り
滋賀の宿場町草津で育った旨い酒
NHK『えぇトコ』2023年5月11日(木)の放送で古川酒造が紹介されました。
「街道のにぎわい いまに伝える~滋賀 草津市~」(旅人:南野陽子・森脇健児)
古川酒造は東海道の宿場町 滋賀の草津において、宿場旺盛期から現存する唯一の酒蔵で、明治以前より代々日本酒の醸造を続けております。
草津の水・風土・近江米にこだわり、自然の中で時間と手間を厭わず丹精込めた伝統の手作りを行っております。 近代的な機械は使わず全て手作業。小さな蔵で作れるお酒の量は多くはありませんが、本当に美味しいと喜んでいただけるお酒を丁寧に造っています。
古川酒造は滋賀県内では珍しい駅から徒歩圏の酒造場です。ぜひ足を運んでご試飲してみてください。
明治以前から続く
昔ながらの
佐瀬式木槽絞り
旨い酒造りの要として、「米」「水」「造り」の三つの要素が必ず挙げられます。
古川酒造では、地元滋賀県が開発した近江米「みずかがみ」と、湖南アルプスから琵琶湖に注ぐきれいな伏流水を使い、明治以前の創業時から現在も変わらず「佐瀬式木槽絞り」でお酒を絞ります。
多くのお酒を手早く絞る圧搾機を使わない理由、それは「本当に美味しいお酒だけを造りたい」この一点。
濃醇・旨口
皆様に美味しい、旨い、と言っていただけるお酒の味を守るため、丁寧に手造りをしております。
> 手造りの旨い酒 詳しく見る
主力商品 天井川(てんじょうがわ)天井川 -てんじょうがわ-天井川とは古川酒造のすぐ近くを流れていた旧草津川のことで、屋根よりも高い川底が浮世絵にも取り上げられた名所です。 |
宗花(むねはな)宗花 -むねはな-当酒造場で創業当初からから使われてきた銘柄です。 |
おそらく滋賀県下で最小級の小さな蔵元ですが、当酒蔵の歴史は古く、明治時代の製造帳と、明治33年に総裁正5位から先祖に授与された表彰状が残っています。(戦時中に資料が紛失して創業時期は不明です)
かつて仕込みを行っていた大型の木桶や半切り桶、米や水を入れて運んでいた「たぬき」「きつね」といった木桶や古い滑車が酒蔵の歴史を物語り、さながら博物館のようになっております。
JR琵琶湖線「南草津」駅から徒歩15分、旧東海道に面しています。
県内では珍しい駅から歩ける酒蔵。ぜひご試飲にいらしてください。